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皆様、投稿文が結構好評なようで当方たいへんうれしく,皆さまありがとうございました。
皆さんは、ポーセリンモデルのダイアルのあの陶器のような独特な輝きとツヤはどうしてでるのでしょう?
デイトナポーセリンダイアルのあのツヤと輝きには、たいへんな秘密があるようです。
じつは、私はあるとんでもないテクノロジーが使われているのではないかと考えています。
時計の文字盤は、下側の文字などを印刷している主要塗装部分と、その文字盤を保護する平らな薄いコーティングの塗料が施されています。
じつは、ロレックスのポーセリンダイアルの特徴として、下側の主要の塗装部分表面がたいへん細かい「なし字のようなしわ」でビッシリになっている。凸凹なんですよ皆さま。
あくまで推察ですが、クリスティーズのオークション説明文に「ポーセリンダイアルは7~800度というたいへん高温で焼付け塗装されたもの」と記載されています。凸凹はそのとき収縮、膨張によって出来たものと思われます。
文字盤下側の塗装部分に光があたると乱反射をおこし、乱反射した光はコーティング膜表面に、あの陶器のような独特な輝きとツヤの残像を結ぶ。われわれは、それを見ているようです。あの小さな文字盤には、当時の最高の職人技と高度な技術の粋なのでしょう。
友人のR番、L番の両ダイアルともこの細かいなし字型でまったく同じでした。
それから考えるとヨーロッパの有名コレクターが、それぞれの段落ちポーセリンMK1、MK2と言ったのは、「ポーセリンを表す製造工程は同じで、表面のコーティング膜の塗装が半透明(R番)と透明(L番)が違うだけで、ポーセリンダイアルである」と確信したのでしょう。(私は、文字盤の焼付け塗装を1回でやるのか、上下2回に分けるのか製造工程がまったく分かりませんのであしからず。)
私はシャイニーダイアル=ポーセリンダイアルと思っています。
そうそう、最後になりましたが当時友人が「ポーセリンて、MK3もあるそうだよなあ・・」とボソリと独り言を言ったのを思い出しました。
現在、国内でシャイニーダイアルと言われている文字盤の事を言ったのか、それとも別の事かもう分かりません。謎はどんどん深まるばかりです。すみません皆さん・・(笑)。
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