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ヒトのiPSでマウス治療 脊髄損傷で世界初、慶大
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あらゆる組織に成長できるヒトの新型万能細胞「iPS細胞」を使って、脊髄(せきずい)損傷で脚がまひしたマウスを歩けるまで回復させることに、慶応大の岡野栄之教授(生理学)らのチームが成功し、4日に同大で開かれたシンポジウムで発表した。
岡野教授によると、ヒトiPS細胞の治療効果が確認されたのは世界初。交通事故やスポーツにより、背骨の中の神経が傷つく脊髄損傷は根本的な治療法がなく、iPS細胞は切り札として期待されている。
チームは、京都大の山中伸弥教授が開発した手法で作ったヒトのiPS細胞から、神経細胞などのもとになる神経幹細胞を作製。脊髄損傷で後ろ脚がまひしたマウスの損傷部に約50万個を移植した結果、約1カ月で、ほかの病気で死んだマウスを除き29匹すべてが歩いたり走ったりできるまでに回復した。(共同)
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